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食物繊維を多く摂るとうんちの量が4倍になる!?
今回は食物繊維と排便の量の関係について紹介します。 食物繊維を摂るとなぜうんちの量が増えるのかや、そこから考察できる食物繊維と病気についてもお伝えしますので最後まで読んでみてください。 食物繊維を摂るとうんちの量が4倍になる!? 1972年のイギリスの医師デニス・バーキット博士による「食物繊維とがんの関係性」の研究報告があります。 その研究によると、食物繊維を1日に60~80gとたっぷりとっているアフリカの人は一般的なイギリス人に比べて4倍以上のうんちを毎日出していることがわかりました。 日本では1日に摂取すべき食物繊維の量は20gといわれているため、60〜80gというのは驚異の量です。 アフリカの農民の1日の排便量は平均470gであったのに対して、イギリス人の学生の1日の排便量は平均104gと4倍以上も異なっていたのです。 さらに消化管通過時間をみてもアフリカの農民は平均36時間だったのに対し、イギリスの学生は平均73時間であることがわかりました。 この消化管通過時間は、食べてから胃を通って小腸を通過するまでは両者ともほぼ同じで、大きく開いたのは大腸に滞在している時間でした。 排便量 排便までの時間 アフリカの農民 平均470g/日 平均36時間 イギリスの学生 平均104g/日 平均73時間 なぜ食物繊維を多く摂っていると「排便量」が増え、「排便までの時間」が短くなるのか? バーキット博士の研究結果によって、食物繊維をたくさん摂ると排便の量が増えたり、排便までの時間が短くなったりすることを紹介しました。 次に「なぜ食物繊維を多く摂っていると「排便量」が増え、「排便までの時間」が短くなるのか?」についてお伝えします。 「排便量」が増えるのは、食物繊維が水分や食べかすを絡めとっているから 排便量が増えるのは、食物繊維の中でも特に不溶性食物繊維が持つ水分や食べかす、有害物質を絡めとるからです。 食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があります。 食物繊維が含まれている食べ物にはどちらも含まれていますが、特徴が異なります。 水溶性食物繊維は、うんちを柔らかくします。 対して、不溶性食物繊維はうんちの量を増やしたり、有害な物質をうんちと一緒に体外に排出してくれます。 つまり、排便量が増えるのはこの不溶性食物繊維の力なのです。 水溶性食物繊維や不溶性食物繊維についてさらに詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。...
食物繊維を多く摂るとうんちの量が4倍になる!?
今回は食物繊維と排便の量の関係について紹介します。 食物繊維を摂るとなぜうんちの量が増えるのかや、そこから考察できる食物繊維と病気についてもお伝えしますので最後まで読んでみてください。 食物繊維を摂るとうんちの量が4倍になる!? 1972年のイギリスの医師デニス・バーキット博士による「食物繊維とがんの関係性」の研究報告があります。 その研究によると、食物繊維を1日に60~80gとたっぷりとっているアフリカの人は一般的なイギリス人に比べて4倍以上のうんちを毎日出していることがわかりました。 日本では1日に摂取すべき食物繊維の量は20gといわれているため、60〜80gというのは驚異の量です。 アフリカの農民の1日の排便量は平均470gであったのに対して、イギリス人の学生の1日の排便量は平均104gと4倍以上も異なっていたのです。 さらに消化管通過時間をみてもアフリカの農民は平均36時間だったのに対し、イギリスの学生は平均73時間であることがわかりました。 この消化管通過時間は、食べてから胃を通って小腸を通過するまでは両者ともほぼ同じで、大きく開いたのは大腸に滞在している時間でした。 排便量 排便までの時間 アフリカの農民 平均470g/日 平均36時間 イギリスの学生 平均104g/日 平均73時間 なぜ食物繊維を多く摂っていると「排便量」が増え、「排便までの時間」が短くなるのか? バーキット博士の研究結果によって、食物繊維をたくさん摂ると排便の量が増えたり、排便までの時間が短くなったりすることを紹介しました。 次に「なぜ食物繊維を多く摂っていると「排便量」が増え、「排便までの時間」が短くなるのか?」についてお伝えします。 「排便量」が増えるのは、食物繊維が水分や食べかすを絡めとっているから 排便量が増えるのは、食物繊維の中でも特に不溶性食物繊維が持つ水分や食べかす、有害物質を絡めとるからです。 食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があります。 食物繊維が含まれている食べ物にはどちらも含まれていますが、特徴が異なります。 水溶性食物繊維は、うんちを柔らかくします。 対して、不溶性食物繊維はうんちの量を増やしたり、有害な物質をうんちと一緒に体外に排出してくれます。 つまり、排便量が増えるのはこの不溶性食物繊維の力なのです。 水溶性食物繊維や不溶性食物繊維についてさらに詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。...
水溶性食物繊維とは?働きや種類、多く含まれる食品や正しい摂り方を解説!
「食物繊維の中のずばり水溶性食物繊維って何?」「水溶性食物繊維の役割は?」「水溶性食物繊維って何種類くらいあるの?」 食物繊維という単語を聞く機会は増えていていますが、詳細についてわかるようで、よくわからないという方もいるのではないでしょうか? かつて私もそうでした。 食物繊維が体に良いことはなんとなく知ってるけど、その先はよく理解していないという状況でした。 今回は、そんな食物繊維の中の水溶性食物繊維にフォーカスして、水溶性食物繊維の働きや種類、多く含まれる食品についてお伝えします。 最後まで読んでいただくと、水溶性食物繊維マスターになれますので、ぜひ読んでみてください! 食物繊維とは? まず、水溶性食物繊維の説明の前に、簡単に食物繊維自体の説明をします。 食物繊維とは、食べ物に含まれている成分で、人の消化酵素が分解できない(難消化性)成分のことです。 たんぱく質・脂質・炭水化物などは、口の中や食道、胃の中で唾液などの消化酵素によって分解され、小腸から体の中に吸収されていきます。 しかし食物繊維はこれら消化酵素によって分解されず、小腸を通過して、大腸まで到達します。 食物繊維の多くが、炭水化物の中の複雑な糖類(多糖類)で、消化されないため、エネルギーにはなりません。 エネルギー源として機能しないため、かつては意味がないものとされていましたが、現在では五大栄養素に次ぐ第六の栄養素として注目されています。 食物繊維の1日の摂取基準量は成人男性で20g以上、成人女性は一日に18g以上とされています。 そんな食物繊維には、大きく分けて水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2つの種類があります。 最近は2種類の食物繊維の中でも特に水溶性食物繊維への注目が集まっていることから、水溶性食物繊維を詳しくみていきます。 水溶性食物繊維とは? 水溶性食物繊維とは、言葉の通り、水に溶ける食物繊維のことです。 食物繊維と聞くと、“繊維”なので絡み合っていて、食べたらボソボソしているイメージを持っているかもしれません。 そのような私たちが食べたときに繊維を感じるような食物繊維は、不溶性食物繊維です。 対して、水溶性食物繊維は水に溶けているため、ヌルヌルしていたり、サラサラしている特徴があります。 3つの働きとは? 水溶性食物繊維は、大きく分けて3つあります。 ①善玉菌のエサになり、腸内環境を整え、さまざまな病気の予防になる 食物繊維は、胃や小腸で吸収されず、腸内細菌が多くいる大腸まで届きます。 大腸に棲んでいる善玉菌は、糖分をエサにします。 そのため複雑な糖類で形成されている食物繊維は善玉菌のエサになります。 善玉菌のエサになる食物繊維の大部分が水溶性食物繊維です。 腸内(主に大腸)の中で善玉菌が元気になると、悪い菌の増殖を防ぎます。...
水溶性食物繊維とは?働きや種類、多く含まれる食品や正しい摂り方を解説!
「食物繊維の中のずばり水溶性食物繊維って何?」「水溶性食物繊維の役割は?」「水溶性食物繊維って何種類くらいあるの?」 食物繊維という単語を聞く機会は増えていていますが、詳細についてわかるようで、よくわからないという方もいるのではないでしょうか? かつて私もそうでした。 食物繊維が体に良いことはなんとなく知ってるけど、その先はよく理解していないという状況でした。 今回は、そんな食物繊維の中の水溶性食物繊維にフォーカスして、水溶性食物繊維の働きや種類、多く含まれる食品についてお伝えします。 最後まで読んでいただくと、水溶性食物繊維マスターになれますので、ぜひ読んでみてください! 食物繊維とは? まず、水溶性食物繊維の説明の前に、簡単に食物繊維自体の説明をします。 食物繊維とは、食べ物に含まれている成分で、人の消化酵素が分解できない(難消化性)成分のことです。 たんぱく質・脂質・炭水化物などは、口の中や食道、胃の中で唾液などの消化酵素によって分解され、小腸から体の中に吸収されていきます。 しかし食物繊維はこれら消化酵素によって分解されず、小腸を通過して、大腸まで到達します。 食物繊維の多くが、炭水化物の中の複雑な糖類(多糖類)で、消化されないため、エネルギーにはなりません。 エネルギー源として機能しないため、かつては意味がないものとされていましたが、現在では五大栄養素に次ぐ第六の栄養素として注目されています。 食物繊維の1日の摂取基準量は成人男性で20g以上、成人女性は一日に18g以上とされています。 そんな食物繊維には、大きく分けて水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2つの種類があります。 最近は2種類の食物繊維の中でも特に水溶性食物繊維への注目が集まっていることから、水溶性食物繊維を詳しくみていきます。 水溶性食物繊維とは? 水溶性食物繊維とは、言葉の通り、水に溶ける食物繊維のことです。 食物繊維と聞くと、“繊維”なので絡み合っていて、食べたらボソボソしているイメージを持っているかもしれません。 そのような私たちが食べたときに繊維を感じるような食物繊維は、不溶性食物繊維です。 対して、水溶性食物繊維は水に溶けているため、ヌルヌルしていたり、サラサラしている特徴があります。 3つの働きとは? 水溶性食物繊維は、大きく分けて3つあります。 ①善玉菌のエサになり、腸内環境を整え、さまざまな病気の予防になる 食物繊維は、胃や小腸で吸収されず、腸内細菌が多くいる大腸まで届きます。 大腸に棲んでいる善玉菌は、糖分をエサにします。 そのため複雑な糖類で形成されている食物繊維は善玉菌のエサになります。 善玉菌のエサになる食物繊維の大部分が水溶性食物繊維です。 腸内(主に大腸)の中で善玉菌が元気になると、悪い菌の増殖を防ぎます。...
不溶性食物繊維とは?働きや種類、多く含まれる食品や上手な摂り方を解説!
「不溶性食物繊維って聞くけどよくわかっていない」「不溶性食物繊維を摂るとどう体にいいの?」「不溶性食物繊維が多く含まれてる食べ物は?」 今回は不溶性食物繊維について働きや多く含まれる食べ物、正しい摂り方まで徹底解説します。 食物繊維には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の2種類がありますが、どちらも注目されがちなのは水溶性食物繊維です。 しかし不溶性食物繊維も有害物質の体外へ排出や便秘の抑制など私たちの体にとても役立っています。 健康に関心を持ち始めたばかりの人にもわかるようにわかりやすくお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください! そもそも食物繊維とは? まず、不溶性食物繊維の説明の前に、簡単に食物繊維自体の説明をします。 食物繊維とは、食べ物に含まれている成分で、人の消化酵素が分解できない(難消化性)成分のことです。 たんぱく質・脂質・炭水化物などは、口の中や食道、胃の中で唾液などの消化酵素によって分解され、小腸から体の中に吸収されていきます。 しかし食物繊維はこれら消化酵素によって分解されず、小腸を通過して、大腸まで到達します。 食物繊維の多くが、炭水化物の中の複雑な糖類(多糖類)で、消化されないため、エネルギーにはなりません。 エネルギー源として機能しないため、かつては意味がないものとされていましたが、現在では五大栄養素に次ぐ第六の栄養素として注目されています。 食物繊維の1日の摂取基準量は成人男性で20g以上、成人女性は一日に18g以上とされています。 そんな食物繊維には、大きく分けて不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の2つの種類があります。 食物繊維とは 食べ物に含まれている成分で、人の消化酵素が分解できない成分のこと。 不溶性食物繊維とは? 不溶性食物繊維とは、水に溶けない食物繊維のことです。 みなさんがイメージしている食物繊維は不溶性食物繊維のことです。 不溶性食物繊維は、糸状やクモの巣状、へちま状といった複雑な構造になっており、ボソボソ、ザラザラとしている特徴があります。 不溶性食物繊維の3つの働き 次に不溶性食物繊維の3つの働きについてお伝えします。 不溶性食物繊維の働きは、 排便を促すことで、便秘の解消や抑制につながる 有害物質を吸着させて、体外に排出させる 腸内の善玉菌のエサになり、腸内環境を整え、さまざまな病気の予防になる の3つで、これから1つずつ紹介していきます。 ①排便を促すことで、便秘の解消や抑制につながる...
不溶性食物繊維とは?働きや種類、多く含まれる食品や上手な摂り方を解説!
「不溶性食物繊維って聞くけどよくわかっていない」「不溶性食物繊維を摂るとどう体にいいの?」「不溶性食物繊維が多く含まれてる食べ物は?」 今回は不溶性食物繊維について働きや多く含まれる食べ物、正しい摂り方まで徹底解説します。 食物繊維には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の2種類がありますが、どちらも注目されがちなのは水溶性食物繊維です。 しかし不溶性食物繊維も有害物質の体外へ排出や便秘の抑制など私たちの体にとても役立っています。 健康に関心を持ち始めたばかりの人にもわかるようにわかりやすくお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください! そもそも食物繊維とは? まず、不溶性食物繊維の説明の前に、簡単に食物繊維自体の説明をします。 食物繊維とは、食べ物に含まれている成分で、人の消化酵素が分解できない(難消化性)成分のことです。 たんぱく質・脂質・炭水化物などは、口の中や食道、胃の中で唾液などの消化酵素によって分解され、小腸から体の中に吸収されていきます。 しかし食物繊維はこれら消化酵素によって分解されず、小腸を通過して、大腸まで到達します。 食物繊維の多くが、炭水化物の中の複雑な糖類(多糖類)で、消化されないため、エネルギーにはなりません。 エネルギー源として機能しないため、かつては意味がないものとされていましたが、現在では五大栄養素に次ぐ第六の栄養素として注目されています。 食物繊維の1日の摂取基準量は成人男性で20g以上、成人女性は一日に18g以上とされています。 そんな食物繊維には、大きく分けて不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の2つの種類があります。 食物繊維とは 食べ物に含まれている成分で、人の消化酵素が分解できない成分のこと。 不溶性食物繊維とは? 不溶性食物繊維とは、水に溶けない食物繊維のことです。 みなさんがイメージしている食物繊維は不溶性食物繊維のことです。 不溶性食物繊維は、糸状やクモの巣状、へちま状といった複雑な構造になっており、ボソボソ、ザラザラとしている特徴があります。 不溶性食物繊維の3つの働き 次に不溶性食物繊維の3つの働きについてお伝えします。 不溶性食物繊維の働きは、 排便を促すことで、便秘の解消や抑制につながる 有害物質を吸着させて、体外に排出させる 腸内の善玉菌のエサになり、腸内環境を整え、さまざまな病気の予防になる の3つで、これから1つずつ紹介していきます。 ①排便を促すことで、便秘の解消や抑制につながる...
甘酒とは?甘酒の飲み方は?【甘酒入門編】
「甘酒って結局何なの?お酒?ジュース?どう飲むのがいいの?」 今回はこんな疑問にお答えしていきます。 若い人でも飲む方が増えてきているドリンク、甘酒。 美容や健康意識から飲む方もいれば、美味しくて好きで飲む方もいると思います。 でも甘酒って、『酒』とついているのに、清涼飲料水として販売されていてちょっと不安になる方もいるかと思います。 この記事では、『甘酒が気になる』『甘酒について知りたい』そう言った方々へ向けて甘酒についてわかりやすく解説していきます! 『酒』がつくけどお酒じゃない 甘酒はお酒ではありません。 と言っても、甘酒には米と麹(こうじ)から作る「米麹甘酒」と酒粕(さけかす)から作る「酒粕甘酒」の2種類があることをご存じですか? 米麹甘酒はノンアルコールですが、じつは酒粕甘酒には微量のアルコールが含まれています。 しかし、市販の酒粕甘酒に含まれるアルコール分は1%未満であるため、「清涼飲料水」に分類されています。 まずは、2種類の甘酒それぞれの作り方や味などについて解説していきます! 米麹甘酒と酒粕甘酒の違いって? 『甘酒には2種類あっただなんて知らなかった!』 そうなんです。 一言で『甘酒』とは言うものの2種類存在していて、それぞれ製法や味、食感がまったくの別物なのです。 お米由来の自然な甘さが特徴の米麹甘酒 アルコールを含まないため、小さなお子さんから妊婦さんまで飲むことができる甘酒が米麹甘酒。 原料は「米」と「米麹(こめこうじ)」だけ。 麹は、米に麹菌を植え付けて作られます。 お米でおかゆを作り、60℃前後に冷ました後に乾燥米麹を加えて混ぜ合わせ、保温することで米麹甘酒が完成します。 麹の酵素がお米に含まれるデンプンをブドウ糖に変えてくれるので、砂糖を入れなくても自然な甘味を味わうことができるのです。 微量のアルコールを含む酒粕甘酒 若干アルコールを含み、とろりとした液状の甘酒が酒粕甘酒。 原料は「砂糖」「酒粕」「水」で、食塩を入れる場合もあります。 もろみ(米に麹菌と酵母菌を加えて発酵させたもの)から日本酒を絞った後に残る白色の固形物が酒粕で、これに水や砂糖などを加えて溶きのばすことで作ります。 市販のものを購入する場合は原材料、もしくはアルコール分の表示を見てみましょう。 原材料に「酒粕」が入っていたり、「アルコール分1%未満」の表示がある場合、それは酒粕甘酒です。 微量のアルコールを含むので、お酒に弱い方や苦手な方、小さなお子さんなどは控えた方が良いかもしれません。 米麹と酒粕でどう違うの?...
甘酒とは?甘酒の飲み方は?【甘酒入門編】
「甘酒って結局何なの?お酒?ジュース?どう飲むのがいいの?」 今回はこんな疑問にお答えしていきます。 若い人でも飲む方が増えてきているドリンク、甘酒。 美容や健康意識から飲む方もいれば、美味しくて好きで飲む方もいると思います。 でも甘酒って、『酒』とついているのに、清涼飲料水として販売されていてちょっと不安になる方もいるかと思います。 この記事では、『甘酒が気になる』『甘酒について知りたい』そう言った方々へ向けて甘酒についてわかりやすく解説していきます! 『酒』がつくけどお酒じゃない 甘酒はお酒ではありません。 と言っても、甘酒には米と麹(こうじ)から作る「米麹甘酒」と酒粕(さけかす)から作る「酒粕甘酒」の2種類があることをご存じですか? 米麹甘酒はノンアルコールですが、じつは酒粕甘酒には微量のアルコールが含まれています。 しかし、市販の酒粕甘酒に含まれるアルコール分は1%未満であるため、「清涼飲料水」に分類されています。 まずは、2種類の甘酒それぞれの作り方や味などについて解説していきます! 米麹甘酒と酒粕甘酒の違いって? 『甘酒には2種類あっただなんて知らなかった!』 そうなんです。 一言で『甘酒』とは言うものの2種類存在していて、それぞれ製法や味、食感がまったくの別物なのです。 お米由来の自然な甘さが特徴の米麹甘酒 アルコールを含まないため、小さなお子さんから妊婦さんまで飲むことができる甘酒が米麹甘酒。 原料は「米」と「米麹(こめこうじ)」だけ。 麹は、米に麹菌を植え付けて作られます。 お米でおかゆを作り、60℃前後に冷ました後に乾燥米麹を加えて混ぜ合わせ、保温することで米麹甘酒が完成します。 麹の酵素がお米に含まれるデンプンをブドウ糖に変えてくれるので、砂糖を入れなくても自然な甘味を味わうことができるのです。 微量のアルコールを含む酒粕甘酒 若干アルコールを含み、とろりとした液状の甘酒が酒粕甘酒。 原料は「砂糖」「酒粕」「水」で、食塩を入れる場合もあります。 もろみ(米に麹菌と酵母菌を加えて発酵させたもの)から日本酒を絞った後に残る白色の固形物が酒粕で、これに水や砂糖などを加えて溶きのばすことで作ります。 市販のものを購入する場合は原材料、もしくはアルコール分の表示を見てみましょう。 原材料に「酒粕」が入っていたり、「アルコール分1%未満」の表示がある場合、それは酒粕甘酒です。 微量のアルコールを含むので、お酒に弱い方や苦手な方、小さなお子さんなどは控えた方が良いかもしれません。 米麹と酒粕でどう違うの?...
甘酒の栄養価や効果とは?【美容や健康に最適】
「甘酒って美容にいいって聞くけど本当なの?」「 30代女性 甘酒は健康にいいって聞くけどその栄養や効果は? 」 今回はこんな疑問にお答えしていきます。 甘酒は美容や健康にいいって聞くし、買ってみたいけど本当に効果があるのか少し疑問ですよね。 そんな甘酒の栄養価や効果についてわかりやすく解説していきます! 甘酒の栄養価は?美容や健康効果とは? 結論から言うと、甘酒に美容や健康効果があるのは事実です。 しかし、甘酒には米と麹(こうじ)から作る「米麹甘酒」と酒粕(さけかす)から作る「酒粕甘酒」があります。 どちらの甘酒にも健康効果はあるのですが、今回はノンアルコールで比較的飲みやすく美容効果も注目されている「米麹甘酒」にフォーカスして解説していきます! ①甘酒の美容効果は? 甘酒が美容や健康にいいと言われている理由は「ブドウ糖や必須アミノ酸、ビタミン類や食物繊維などが豊富に含まれているから」です。 特にアミノ酸は皮膚の主成分のひとつであり、肌の保湿機能をつかさどります。 米麹に含まれるアミノ酸の一種である「N-アセチルグルコサミン」という成分はコラーゲンやヒアルロン酸の合成を促し、肌の潤いを保つ役割を担います。 また、米や米麹に含まれる糖と脂質が結合した「グリコシルセラミド」という成分は皮膚のバリア機能を改善する効果があると考えられています。 この他にも、米麹甘酒には活性酸素(人の体内を酸化させ、さびさせてしまう物質。これが老化につながる。)を除去してくれる抗酸化物質(フェルラ酸やエルゴチオネインなど)も含まれています。 中でもアミノ酸の一種である「エルゴチオネイン」は、ビタミンEの約7000倍もの抗酸化力があり、美容やアンチエイジングの強力なサポーターとなる成分として注目されています。 乾燥肌にお悩みの方や肌の老化が気になる方にとっては嬉しい効果が詰まっている魔法のようなドリンク、それが「甘酒」なのです。 ②甘酒の栄養価や健康効果は? 甘酒を普段の食生活の中にうまく取り入れていくことで、免疫力アップ、便秘や肌荒れの改善、疲労回復、LDL(悪玉)コレステロールの抑制などさまざまな健康効果が期待できます。 前述したとおり、甘酒にはアミノ酸以外にもブドウ糖、ビタミン類、食物繊維といった栄養成分が豊富に含まれています。 じつは20%以上はブドウ糖であり、甘酒の自然な甘味はこれによるもの。 ヒトは体内のブドウ糖が不足してしまうと、思考力ややる気が低下してしまい、それがイライラの原因となって身体も疲れてしまいます。 適度にブドウ糖を摂ることで、やる気や集中力がアップして今悩んでいるイライラを解消したり、疲れを取ることができるかもしれません。 また、甘酒は腸内環境の改善にはもってこいのドリンクなのです。 バランスの悪い食事、睡眠不足、運動不足、ストレスなどによって腸内環境が悪化することで、便秘や肌荒れ、免疫力の低下、肥満や体臭などの原因になります。 腸内環境の悪化は腸内の悪玉菌の増殖によるものなのですが、甘酒を飲むことで、そこに含まれるオリゴ糖や食物繊維が腸内の善玉菌のエサとなり、働きを助けてくれるのです。 こうして腸内環境が整うことで、それまで抱えていた便秘や肌荒れなどの改善につながります。 善玉菌が元気になることで免疫細胞が活性化して免疫力が上がり、病気を予防する力が高まったり、病気になっても回復するのが早くなる効果が得られます。...
甘酒の栄養価や効果とは?【美容や健康に最適】
「甘酒って美容にいいって聞くけど本当なの?」「 30代女性 甘酒は健康にいいって聞くけどその栄養や効果は? 」 今回はこんな疑問にお答えしていきます。 甘酒は美容や健康にいいって聞くし、買ってみたいけど本当に効果があるのか少し疑問ですよね。 そんな甘酒の栄養価や効果についてわかりやすく解説していきます! 甘酒の栄養価は?美容や健康効果とは? 結論から言うと、甘酒に美容や健康効果があるのは事実です。 しかし、甘酒には米と麹(こうじ)から作る「米麹甘酒」と酒粕(さけかす)から作る「酒粕甘酒」があります。 どちらの甘酒にも健康効果はあるのですが、今回はノンアルコールで比較的飲みやすく美容効果も注目されている「米麹甘酒」にフォーカスして解説していきます! ①甘酒の美容効果は? 甘酒が美容や健康にいいと言われている理由は「ブドウ糖や必須アミノ酸、ビタミン類や食物繊維などが豊富に含まれているから」です。 特にアミノ酸は皮膚の主成分のひとつであり、肌の保湿機能をつかさどります。 米麹に含まれるアミノ酸の一種である「N-アセチルグルコサミン」という成分はコラーゲンやヒアルロン酸の合成を促し、肌の潤いを保つ役割を担います。 また、米や米麹に含まれる糖と脂質が結合した「グリコシルセラミド」という成分は皮膚のバリア機能を改善する効果があると考えられています。 この他にも、米麹甘酒には活性酸素(人の体内を酸化させ、さびさせてしまう物質。これが老化につながる。)を除去してくれる抗酸化物質(フェルラ酸やエルゴチオネインなど)も含まれています。 中でもアミノ酸の一種である「エルゴチオネイン」は、ビタミンEの約7000倍もの抗酸化力があり、美容やアンチエイジングの強力なサポーターとなる成分として注目されています。 乾燥肌にお悩みの方や肌の老化が気になる方にとっては嬉しい効果が詰まっている魔法のようなドリンク、それが「甘酒」なのです。 ②甘酒の栄養価や健康効果は? 甘酒を普段の食生活の中にうまく取り入れていくことで、免疫力アップ、便秘や肌荒れの改善、疲労回復、LDL(悪玉)コレステロールの抑制などさまざまな健康効果が期待できます。 前述したとおり、甘酒にはアミノ酸以外にもブドウ糖、ビタミン類、食物繊維といった栄養成分が豊富に含まれています。 じつは20%以上はブドウ糖であり、甘酒の自然な甘味はこれによるもの。 ヒトは体内のブドウ糖が不足してしまうと、思考力ややる気が低下してしまい、それがイライラの原因となって身体も疲れてしまいます。 適度にブドウ糖を摂ることで、やる気や集中力がアップして今悩んでいるイライラを解消したり、疲れを取ることができるかもしれません。 また、甘酒は腸内環境の改善にはもってこいのドリンクなのです。 バランスの悪い食事、睡眠不足、運動不足、ストレスなどによって腸内環境が悪化することで、便秘や肌荒れ、免疫力の低下、肥満や体臭などの原因になります。 腸内環境の悪化は腸内の悪玉菌の増殖によるものなのですが、甘酒を飲むことで、そこに含まれるオリゴ糖や食物繊維が腸内の善玉菌のエサとなり、働きを助けてくれるのです。 こうして腸内環境が整うことで、それまで抱えていた便秘や肌荒れなどの改善につながります。 善玉菌が元気になることで免疫細胞が活性化して免疫力が上がり、病気を予防する力が高まったり、病気になっても回復するのが早くなる効果が得られます。...
不溶性食物繊維が多い野菜・果物ランキング
「不溶性食物繊維が多く含まれる野菜や果物を知りたい!」「不溶性食物繊維を意識した食生活にしたい。」「不溶性食物繊維のランキングを探してた。」 そんな方に向けて今回は、不溶性食物繊維が多い野菜・果物ランキングをお伝えします。 正しく摂取するために3つの大切なこともお伝えするので、ぜひ最後まで読んでください。 不溶性食物繊維を摂るとどう体に良いのか? はじめに、不溶性食物繊維を摂るとどう体いに良いのかについて簡単に説明します。 食物繊維とは、食べ物に含まれている成分で、人の消化酵素が分解できない(難消化性)成分のことです。 その中でも不溶性食物繊維は、水に溶けない食物繊維です。 体に良い理由は以下の3つです。 排便を促すことで、便秘の解消や抑制につながる 有害物質を吸着させて、体外に排出させる 腸内の善玉菌のエサになり、腸内環境を整え、さまざまな病気の予防になる さらに不溶性食物繊維について知りたい方は、不溶性食物繊維の働きや種類や上手な摂り方を解説した記事もありますので、こちらをご覧ください。不溶性食物繊維とは?働きや種類、多く含まれる食品や上手な摂り方を解説! 100gあたりの不溶性食物繊維が多い野菜・果物ランキングベスト15 次に100gあたりの不溶性食物繊維が多い野菜・果物ランキングをお伝えします。 第15位:ごぼう(不溶性食物繊維:3.4g) 第15位:かんぴょう(不溶性食物繊維:3.4g) 第13位:アボカド(不溶性食物繊維:3.6g) 第13位:わさび(不溶性食物繊維:3.6g) 第13位:おくら(不溶性食物繊維:3.6g) 第10位:ブロッコリー(不溶性食物繊維:3.7g) 第9位:ラズベリー(不溶性食物繊維:4.0g) 第8位:芽キャベツ(不溶性食物繊維:4.1g) 第7位:モロヘイヤ(不溶性食物繊維:4.6g) 第7位:えだ豆(不溶性食物繊維:4.6g) 第5位:ふきのとう(不溶性食物繊維:5.4g) 第4位:しそ(不溶性食物繊維:6.5g) 第3位:つくし(不溶性食物繊維:6.9g)...
不溶性食物繊維が多い野菜・果物ランキング
「不溶性食物繊維が多く含まれる野菜や果物を知りたい!」「不溶性食物繊維を意識した食生活にしたい。」「不溶性食物繊維のランキングを探してた。」 そんな方に向けて今回は、不溶性食物繊維が多い野菜・果物ランキングをお伝えします。 正しく摂取するために3つの大切なこともお伝えするので、ぜひ最後まで読んでください。 不溶性食物繊維を摂るとどう体に良いのか? はじめに、不溶性食物繊維を摂るとどう体いに良いのかについて簡単に説明します。 食物繊維とは、食べ物に含まれている成分で、人の消化酵素が分解できない(難消化性)成分のことです。 その中でも不溶性食物繊維は、水に溶けない食物繊維です。 体に良い理由は以下の3つです。 排便を促すことで、便秘の解消や抑制につながる 有害物質を吸着させて、体外に排出させる 腸内の善玉菌のエサになり、腸内環境を整え、さまざまな病気の予防になる さらに不溶性食物繊維について知りたい方は、不溶性食物繊維の働きや種類や上手な摂り方を解説した記事もありますので、こちらをご覧ください。不溶性食物繊維とは?働きや種類、多く含まれる食品や上手な摂り方を解説! 100gあたりの不溶性食物繊維が多い野菜・果物ランキングベスト15 次に100gあたりの不溶性食物繊維が多い野菜・果物ランキングをお伝えします。 第15位:ごぼう(不溶性食物繊維:3.4g) 第15位:かんぴょう(不溶性食物繊維:3.4g) 第13位:アボカド(不溶性食物繊維:3.6g) 第13位:わさび(不溶性食物繊維:3.6g) 第13位:おくら(不溶性食物繊維:3.6g) 第10位:ブロッコリー(不溶性食物繊維:3.7g) 第9位:ラズベリー(不溶性食物繊維:4.0g) 第8位:芽キャベツ(不溶性食物繊維:4.1g) 第7位:モロヘイヤ(不溶性食物繊維:4.6g) 第7位:えだ豆(不溶性食物繊維:4.6g) 第5位:ふきのとう(不溶性食物繊維:5.4g) 第4位:しそ(不溶性食物繊維:6.5g) 第3位:つくし(不溶性食物繊維:6.9g)...