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腸内環境を整える上で意識すべき大切な2つのこととは?
「腸内環境の大切さを感じ始めた」「腸内環境を整えることで健康になりたい」 最近、「腸内環境を整える」という言葉をよく聞くと思います。 腸内には100兆個といわれる細菌が生息し、それぞれ大きな括りとして善玉菌や、悪玉菌、日和見菌といわれています。 今回は「腸内環境を整える上で意識すべき大切な2つのこととは?」についてお伝えしていきます。 簡単にさくっとお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。 腸内環境を整える上で意識すべき大切な2つのこととは? まず最初に結論からお伝えすると、腸内環境を整える上で意識すべき大切なことは「多様性」と「バランス」です。 よく「量も質も大切だ」ということがありますが、腸内環境も同じで「多様性」という量と「バランス」という質が大切になってきます。 では実際に詳しく説明していきます。 健康な人ほど腸内細菌の多様性がある 腸内環境に多様性があるというのは、腸内細菌の種類が多いということです。 そんな腸内細菌の種類が多い多様性がある状態ほど健康なのです。 学術誌「mShere」で発表した共同調査によると、健康な高齢者の腸内環境は、健康な30代のものと驚くほど似ているという研究結果が明らかになりました。 この研究でさらにわかったことは、健康な人の腸内環境は菌の多様性があったことでした。 また糖尿病や高血圧、アレルギーなどの疾患を持っている人は、そうではない人に比べて腸内環境の多様性が低いこともわかっています。 つまり腸内環境の多様性は私たちが健康でいるために大切です。 腸内細菌の多様性は大人になっても変化していきますが、お子さんがいる方は3歳までがすごく重要です。 なぜなら3歳までは腸内環境がは流動的で安定しないからです。 この時期に誰に出会いどんな物を食べて、どこに訪れるかなどが大切になってきます。 腸内環境はバランスが大事 もう一つが腸内環境のバランス保たれていることです。 腸内環境のバランスとは、わかりやすくいうと善玉菌・日和見菌・悪玉菌のバランスのことです。 最もバランスの良い状態は、善玉菌2:日和見菌7:悪玉菌1といわれています。 腸内環境のバランスはシーソーのようになっており、多くの健康状態の人は善玉菌が優勢になっています。 しかし食生活の乱れや、ストレスなどによって腸内環境のバランスが崩れてしまうと、悪玉菌の割合が増加し、善玉菌の割合が減少することで、シーソーのバランスも変わっていきます。 腸内環境の多様性とバランスを保つのに一番大切なこと 次に腸内環境の多様性とバランスを保つのに一番大切なことについてお伝えします。 最も大切なことは、腸内が喜ぶ食生活をすることです。 食以外にも、睡眠やストレスなどが関係します。...
腸内環境を整える上で意識すべき大切な2つのこととは?
「腸内環境の大切さを感じ始めた」「腸内環境を整えることで健康になりたい」 最近、「腸内環境を整える」という言葉をよく聞くと思います。 腸内には100兆個といわれる細菌が生息し、それぞれ大きな括りとして善玉菌や、悪玉菌、日和見菌といわれています。 今回は「腸内環境を整える上で意識すべき大切な2つのこととは?」についてお伝えしていきます。 簡単にさくっとお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。 腸内環境を整える上で意識すべき大切な2つのこととは? まず最初に結論からお伝えすると、腸内環境を整える上で意識すべき大切なことは「多様性」と「バランス」です。 よく「量も質も大切だ」ということがありますが、腸内環境も同じで「多様性」という量と「バランス」という質が大切になってきます。 では実際に詳しく説明していきます。 健康な人ほど腸内細菌の多様性がある 腸内環境に多様性があるというのは、腸内細菌の種類が多いということです。 そんな腸内細菌の種類が多い多様性がある状態ほど健康なのです。 学術誌「mShere」で発表した共同調査によると、健康な高齢者の腸内環境は、健康な30代のものと驚くほど似ているという研究結果が明らかになりました。 この研究でさらにわかったことは、健康な人の腸内環境は菌の多様性があったことでした。 また糖尿病や高血圧、アレルギーなどの疾患を持っている人は、そうではない人に比べて腸内環境の多様性が低いこともわかっています。 つまり腸内環境の多様性は私たちが健康でいるために大切です。 腸内細菌の多様性は大人になっても変化していきますが、お子さんがいる方は3歳までがすごく重要です。 なぜなら3歳までは腸内環境がは流動的で安定しないからです。 この時期に誰に出会いどんな物を食べて、どこに訪れるかなどが大切になってきます。 腸内環境はバランスが大事 もう一つが腸内環境のバランス保たれていることです。 腸内環境のバランスとは、わかりやすくいうと善玉菌・日和見菌・悪玉菌のバランスのことです。 最もバランスの良い状態は、善玉菌2:日和見菌7:悪玉菌1といわれています。 腸内環境のバランスはシーソーのようになっており、多くの健康状態の人は善玉菌が優勢になっています。 しかし食生活の乱れや、ストレスなどによって腸内環境のバランスが崩れてしまうと、悪玉菌の割合が増加し、善玉菌の割合が減少することで、シーソーのバランスも変わっていきます。 腸内環境の多様性とバランスを保つのに一番大切なこと 次に腸内環境の多様性とバランスを保つのに一番大切なことについてお伝えします。 最も大切なことは、腸内が喜ぶ食生活をすることです。 食以外にも、睡眠やストレスなどが関係します。...
脳腸相関とは?なぜ脳腸相関が大切なのかも解説!
「脳腸相関についてわかりやすく知りたい」「脳と腸がつながっているってどういうこと?」「腸内環境について勉強中です」 今回はそんな方に向けて「脳腸相関」をわかりやすくお伝えしていこうと思います。 脳腸相関が大切な理由も解説しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。 脳腸相関とは? 脳腸相関とは、脳と腸は互いにつながり合いながら、双方向に情報交換を行っているという関係のことです。 腸には腸管神経という約1億個の神経細胞が存在しており、その数は人間の体において脳に次ぐ多さです。 この腸管神経と呼ばれる神経は、体をコントロールする自律神経を通じて、脳や脊髄(せきずい)などの中枢神経とつながっています。 緊張でお腹が痛くなるのは脳腸相関によるもの 大切な発表の前や大事な会議の前といった緊張な場面でお腹が痛くなり、下痢をしたことはないでしょうか? あれは、脳腸相関によるものです。 緊張時の下痢は過敏性腸症候群というストレスや自律神経の乱れなどで起こる便通異常のことです。 体をコントロールする自律神経には、活動時働く「交感神経」とリラックス時に働く「副交感神経」があります。 失敗することはできないという強い不安を抑えようとすることで、通常リラックス時に働く副交感神経が働き過ぎてしまい、腸の運動が活発になることで起こります。 1分でわかる!自律神経とは?交感神経、副交感神経も解説 この副交感神経は自律神経でありながら、別の分け方をすると、脳から出ていく脳神経でもあります。 そのため脳が感じたストレスを副交感神経が感じて、腸の活動を乱しているのです。 また反対に旅先で便秘になるのも脳腸相関によるものです。 旅先という不慣れな環境に脳がストレスを感じることで、交感神経が働き過ぎてしまい、腸の活動が低下することで起こります。 つまり脳のストレスはダイレクトに腸に伝えられ便秘や下痢などの不調を招くのです。 脳腸相関が大切な3つの理由 次に脳腸相関が大切な3つの理由についてお伝えします。 前章では脳から腸への影響についてお話をしましたが、ここでは腸から脳への影響についてもお伝えしていきます。 脳が感じるストレスが原因で便秘や下痢などの腸の不調を招くから 脳が幸福を感じるセロトニンの90%が腸で作られているから うつ病や認知症の改善につながるから ①脳が感じるストレスが原因で便秘や下痢などの腸の不調を招くから 脳腸相関が大切な理由の一つは、脳が感じるストレスが原因で便秘や下痢などの腸の不調を招くからです。 先ほどの例のように、大切な発表や会議の前のにお腹が痛くなる現象であれば、一時的なものなので大きな問題ではないかもしれません。 しかし日々のストレスが積み重なることによる便通異常は過敏性腸症候群という病気につながります。 過敏性腸症候群は大腸に腫瘍や炎症など症状の原因となるような病気がないにも関わらず、おなかにいつも膨張感があったり、痛みが続いたり、便秘や下痢などの症状が数ヵ月以上にわたって続く病気のことです。...
脳腸相関とは?なぜ脳腸相関が大切なのかも解説!
「脳腸相関についてわかりやすく知りたい」「脳と腸がつながっているってどういうこと?」「腸内環境について勉強中です」 今回はそんな方に向けて「脳腸相関」をわかりやすくお伝えしていこうと思います。 脳腸相関が大切な理由も解説しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。 脳腸相関とは? 脳腸相関とは、脳と腸は互いにつながり合いながら、双方向に情報交換を行っているという関係のことです。 腸には腸管神経という約1億個の神経細胞が存在しており、その数は人間の体において脳に次ぐ多さです。 この腸管神経と呼ばれる神経は、体をコントロールする自律神経を通じて、脳や脊髄(せきずい)などの中枢神経とつながっています。 緊張でお腹が痛くなるのは脳腸相関によるもの 大切な発表の前や大事な会議の前といった緊張な場面でお腹が痛くなり、下痢をしたことはないでしょうか? あれは、脳腸相関によるものです。 緊張時の下痢は過敏性腸症候群というストレスや自律神経の乱れなどで起こる便通異常のことです。 体をコントロールする自律神経には、活動時働く「交感神経」とリラックス時に働く「副交感神経」があります。 失敗することはできないという強い不安を抑えようとすることで、通常リラックス時に働く副交感神経が働き過ぎてしまい、腸の運動が活発になることで起こります。 1分でわかる!自律神経とは?交感神経、副交感神経も解説 この副交感神経は自律神経でありながら、別の分け方をすると、脳から出ていく脳神経でもあります。 そのため脳が感じたストレスを副交感神経が感じて、腸の活動を乱しているのです。 また反対に旅先で便秘になるのも脳腸相関によるものです。 旅先という不慣れな環境に脳がストレスを感じることで、交感神経が働き過ぎてしまい、腸の活動が低下することで起こります。 つまり脳のストレスはダイレクトに腸に伝えられ便秘や下痢などの不調を招くのです。 脳腸相関が大切な3つの理由 次に脳腸相関が大切な3つの理由についてお伝えします。 前章では脳から腸への影響についてお話をしましたが、ここでは腸から脳への影響についてもお伝えしていきます。 脳が感じるストレスが原因で便秘や下痢などの腸の不調を招くから 脳が幸福を感じるセロトニンの90%が腸で作られているから うつ病や認知症の改善につながるから ①脳が感じるストレスが原因で便秘や下痢などの腸の不調を招くから 脳腸相関が大切な理由の一つは、脳が感じるストレスが原因で便秘や下痢などの腸の不調を招くからです。 先ほどの例のように、大切な発表や会議の前のにお腹が痛くなる現象であれば、一時的なものなので大きな問題ではないかもしれません。 しかし日々のストレスが積み重なることによる便通異常は過敏性腸症候群という病気につながります。 過敏性腸症候群は大腸に腫瘍や炎症など症状の原因となるような病気がないにも関わらず、おなかにいつも膨張感があったり、痛みが続いたり、便秘や下痢などの症状が数ヵ月以上にわたって続く病気のことです。...
過敏性腸症候群とは?原因や改善方法までを解説!
「過敏性腸症候群をわかりやすく知りたい」「過敏性腸症候群の原因ってなに?」「過敏性腸症候群を改善する方法を教えて」 今回はそんな過敏性腸症候群についてわかりやすくお伝えしていきます。 原因や改善方法も説明するので、ぜひ最後まで読んでみてください。 過敏性腸症候群(IBS)とは? 過敏性腸症候群とは、大腸に腫瘍や炎症などの病気がないけれど、日常的に便秘や下痢などの便通異常を起こす病気です。 過敏性腸症候群は、irritable bowel syndromeの頭文字をとって「IBS」とも呼ばれています。 ストレスや自律神経の乱れなどによって起こり、いつもお腹に膨張感があったり、痛かったりする状態が続き、ひどい場合は、便秘や下痢が数ヶ月異常続くこともあります。 普段は問題ないのに、大切な発表の前や大事な会議の前といった緊張な場面でお腹が痛くなり、下痢をしてしまうのが、過敏性腸症候群です。 大切な発表などを失敗することはできないという強い不安を抑えようとすることで、通常リラックス時に働く副交感神経が働き過ぎてしまい、腸の運動が活発になることで起こります。 腸の運動が活発になると、大腸でうんち(便)をつくって排出する作業が早くなり、うんち(便)がうまく形作られないまま、体外に排出されてしまうので、下痢になります。 過敏性腸症候群の原因 過敏性腸症候群の原因は完全には不明なのが現状ですが、ストレスが原因の一つと考えられています。 ストレス過多になると、自律神経が乱れます。 自律神経は体の代謝や体温などをコントロールする神経で、昼間に活発に働く交感神経とリラックスしているときに働く副交感神経があります。 自律神経は、交感神経と副交感神経のバランスが大切で、交感神経が働きすぎると便秘になり、副交感神経が働きすぎると下痢になります。 そのため常にストレスのかかる環境に身を置くと、この自立神経のバランスが崩れ、慢性的な便秘や下痢が起こり、過敏性腸症候群になると考えられます。 しかし腸は脳腸相関(のうちょうそうかん)という関係で脳とつながっているため、脳の異常が原因とも考えられており、これからの研究に期待が集まっています。 脳腸相関とは?なぜ脳腸相関が大切なのかも解説! 過敏性腸症候群の3つのタイプ 過敏性腸症候群には大きく分けて3つのタイプがあります。 下痢型:急な下痢が起こる 便秘型:うんち(便)が出なくなり、出たとしてもコロコロうんち(便)で硬い 混合型:下痢と便秘を交互に繰り返す 自律神経の中の交感神経、副交感神経はシーソーそのようになっていて、どちらかが活発化すると、どちらかが抑制される仕組みになっています。 混合型のように下痢と便秘を繰り返してしまうのは、自律神経シーソーが活発化と抑制を繰り返して起こっているからと考えられます。 1分でわかる!自律神経とは?交感神経、副交感神経も解説 過敏性腸症候群を改善する2つの方法...
過敏性腸症候群とは?原因や改善方法までを解説!
「過敏性腸症候群をわかりやすく知りたい」「過敏性腸症候群の原因ってなに?」「過敏性腸症候群を改善する方法を教えて」 今回はそんな過敏性腸症候群についてわかりやすくお伝えしていきます。 原因や改善方法も説明するので、ぜひ最後まで読んでみてください。 過敏性腸症候群(IBS)とは? 過敏性腸症候群とは、大腸に腫瘍や炎症などの病気がないけれど、日常的に便秘や下痢などの便通異常を起こす病気です。 過敏性腸症候群は、irritable bowel syndromeの頭文字をとって「IBS」とも呼ばれています。 ストレスや自律神経の乱れなどによって起こり、いつもお腹に膨張感があったり、痛かったりする状態が続き、ひどい場合は、便秘や下痢が数ヶ月異常続くこともあります。 普段は問題ないのに、大切な発表の前や大事な会議の前といった緊張な場面でお腹が痛くなり、下痢をしてしまうのが、過敏性腸症候群です。 大切な発表などを失敗することはできないという強い不安を抑えようとすることで、通常リラックス時に働く副交感神経が働き過ぎてしまい、腸の運動が活発になることで起こります。 腸の運動が活発になると、大腸でうんち(便)をつくって排出する作業が早くなり、うんち(便)がうまく形作られないまま、体外に排出されてしまうので、下痢になります。 過敏性腸症候群の原因 過敏性腸症候群の原因は完全には不明なのが現状ですが、ストレスが原因の一つと考えられています。 ストレス過多になると、自律神経が乱れます。 自律神経は体の代謝や体温などをコントロールする神経で、昼間に活発に働く交感神経とリラックスしているときに働く副交感神経があります。 自律神経は、交感神経と副交感神経のバランスが大切で、交感神経が働きすぎると便秘になり、副交感神経が働きすぎると下痢になります。 そのため常にストレスのかかる環境に身を置くと、この自立神経のバランスが崩れ、慢性的な便秘や下痢が起こり、過敏性腸症候群になると考えられます。 しかし腸は脳腸相関(のうちょうそうかん)という関係で脳とつながっているため、脳の異常が原因とも考えられており、これからの研究に期待が集まっています。 脳腸相関とは?なぜ脳腸相関が大切なのかも解説! 過敏性腸症候群の3つのタイプ 過敏性腸症候群には大きく分けて3つのタイプがあります。 下痢型:急な下痢が起こる 便秘型:うんち(便)が出なくなり、出たとしてもコロコロうんち(便)で硬い 混合型:下痢と便秘を交互に繰り返す 自律神経の中の交感神経、副交感神経はシーソーそのようになっていて、どちらかが活発化すると、どちらかが抑制される仕組みになっています。 混合型のように下痢と便秘を繰り返してしまうのは、自律神経シーソーが活発化と抑制を繰り返して起こっているからと考えられます。 1分でわかる!自律神経とは?交感神経、副交感神経も解説 過敏性腸症候群を改善する2つの方法...
1分でわかる!自律神経とは?交感神経、副交感神経も解説
「自律神経についてわかりやすく知りたい。」「自律神経が大事っぽい話は聞くけど、詳しくはわからない。」「自律神経と免疫力ってどう関係しているの?」 今回はそんな自律神経について、お伝えしていきます。 自律神経の意味だけでなく、なぜ体において自律神経が大切なのかも解説しますので、最後まで読んでみてください。 自律神経とは? 自律神経とは、内臓の働きや代謝・体温などをコントロールする神経です。 自律神経には2種類あり、活動する昼間に活発になるのが「交感神経」で、リラックスしている夜間に活発なのが「副交感神経」です。 わかりやすくいうと、交感神経がアクセルで、副交感神経がブレーキだと思ってもらえるといいでしょう。 ◯◯神経ってついたものは、たくさんあるので、自律神経がどういう位置づけなのか簡単に整理します。 神経には、脳と脊髄(せきずい)からなる全身に指令を送る中心的なはたらきの中枢神経(ちゅうすうしんけい)と、からだの各部分に網の目のように張りめぐらされた細かいネットワークとして働く末梢神経(まっしょうしんけい)があります。 その末梢神経の中に自律神経は分類され、さらに細かく分けたところに交感神経と副交感神経が分類されます。 自律神経は交感神経と副交感神経のバランスが大切! 交感神経と副交感神経はシーソーのようなバランスをとっており、どちらかが優位になれば、もう一方が抑制されます。 ストレスがかかりすぎている場合、アクセルである交感神経が働きすぎることで、便秘になったり、免疫力が低下することにつながります。 またストレスがかからなすぎることも問題です。 ストレスには大きく分けて3つの種類があり、精神的なもの、食品添加物や薬といった環境的なもの、長時間労働や睡眠不足といった身体的なものがあります。 これらのストレスが全くない、あまりにも怠惰な生活をしているとブレーキである副交感神経が働きすぎてしまいます。 その結果、下痢を引き起こしたり、免疫力のバランスが崩れ、自己免疫疾患になったり、活動の低下でうつ病になったりします。 つまり働きすぎも休みすぎも体によくないということです。 自律神経のバランスは人それぞれなので、自分にとって過度なストレスにもストレス不足にもならないようなバランスの良い状態を探ることが大切でしょう。 自律神経が整うと免疫力もアップする 自律神経が整うと、腸内環境が整い、免疫力がアップします。 その理由は2つです。 「脳ー自律神経ー腸」は脳腸相関という関係によって、つながっているから。 免疫細胞の70%が腸内にいるから。 脳が感じたストレスは自律神経、腸へと影響を与えます。 だからこそ脳がリラックスできている状態だと、自律神経も腸内環境も整うのです。 免疫細胞の70%が腸内に存在するため、腸内環境が整うと、免疫細胞が正常に働くようになります。 免疫細胞が正常に働くと、免疫力もアップし、ウイルスなどの外敵の侵入にも負けずに元気でいることができるのです。 脳腸相関とは?なぜ脳腸相関が大切なのかも解説!...
1分でわかる!自律神経とは?交感神経、副交感神経も解説
「自律神経についてわかりやすく知りたい。」「自律神経が大事っぽい話は聞くけど、詳しくはわからない。」「自律神経と免疫力ってどう関係しているの?」 今回はそんな自律神経について、お伝えしていきます。 自律神経の意味だけでなく、なぜ体において自律神経が大切なのかも解説しますので、最後まで読んでみてください。 自律神経とは? 自律神経とは、内臓の働きや代謝・体温などをコントロールする神経です。 自律神経には2種類あり、活動する昼間に活発になるのが「交感神経」で、リラックスしている夜間に活発なのが「副交感神経」です。 わかりやすくいうと、交感神経がアクセルで、副交感神経がブレーキだと思ってもらえるといいでしょう。 ◯◯神経ってついたものは、たくさんあるので、自律神経がどういう位置づけなのか簡単に整理します。 神経には、脳と脊髄(せきずい)からなる全身に指令を送る中心的なはたらきの中枢神経(ちゅうすうしんけい)と、からだの各部分に網の目のように張りめぐらされた細かいネットワークとして働く末梢神経(まっしょうしんけい)があります。 その末梢神経の中に自律神経は分類され、さらに細かく分けたところに交感神経と副交感神経が分類されます。 自律神経は交感神経と副交感神経のバランスが大切! 交感神経と副交感神経はシーソーのようなバランスをとっており、どちらかが優位になれば、もう一方が抑制されます。 ストレスがかかりすぎている場合、アクセルである交感神経が働きすぎることで、便秘になったり、免疫力が低下することにつながります。 またストレスがかからなすぎることも問題です。 ストレスには大きく分けて3つの種類があり、精神的なもの、食品添加物や薬といった環境的なもの、長時間労働や睡眠不足といった身体的なものがあります。 これらのストレスが全くない、あまりにも怠惰な生活をしているとブレーキである副交感神経が働きすぎてしまいます。 その結果、下痢を引き起こしたり、免疫力のバランスが崩れ、自己免疫疾患になったり、活動の低下でうつ病になったりします。 つまり働きすぎも休みすぎも体によくないということです。 自律神経のバランスは人それぞれなので、自分にとって過度なストレスにもストレス不足にもならないようなバランスの良い状態を探ることが大切でしょう。 自律神経が整うと免疫力もアップする 自律神経が整うと、腸内環境が整い、免疫力がアップします。 その理由は2つです。 「脳ー自律神経ー腸」は脳腸相関という関係によって、つながっているから。 免疫細胞の70%が腸内にいるから。 脳が感じたストレスは自律神経、腸へと影響を与えます。 だからこそ脳がリラックスできている状態だと、自律神経も腸内環境も整うのです。 免疫細胞の70%が腸内に存在するため、腸内環境が整うと、免疫細胞が正常に働くようになります。 免疫細胞が正常に働くと、免疫力もアップし、ウイルスなどの外敵の侵入にも負けずに元気でいることができるのです。 脳腸相関とは?なぜ脳腸相関が大切なのかも解説!...
そのキムチは本物?発酵キムチと非発酵のキムチの違いとは?選び方も解説
「キムチって発酵食品なんでしょ?」 「キムチには発酵しているものと発酵していないものがあるの?」 「どうやって発酵キムチは見分ければいいの?」 韓国の発酵食品「キムチ」は自分でも漬けることができますが、食べている人の多くがスーパーで買うなど市販のキムチを購入しているのではないでしょうか? 実はキムチには「発酵キムチ」と「非発酵キムチ」の2種類があります。 今回は、「発酵キムチ」と「非発酵キムチ」の2種類の違いや簡単な見分け方をお伝えします。 ぜひ最後まで読んで、本物のキムチを選べるようになってください! 記事を読んでくださっている方の要望もあり、アグクル学校にて動画版も作成しました。 6分くらいなので、流し見しながら学ぶたい方はこちらもご覧ください。 発酵しているキムチと発酵していないキムチとは? 私が本物のキムチといっているのは「発酵しているキムチ」(以下、発酵キムチ)です。 なぜかというと、キムチという伝統的な韓国の発酵食品は発酵キムチだからです。 発酵キムチとは、塩漬けした白菜などに薬味を加えて、低温で発酵させたものです。 . 発酵ししてないキムチ(以下、非発酵キムチ)はキムチ味の調味料に野菜を浅漬けにしたものです。 発酵キムチは乳酸発酵を行っているため、乳酸菌が数多く含まれています。 そのため、食べることによって、ヨーグルトのように腸内環境を整え、免疫力を高めてくれます。 非発酵キムチはキムチ風浅漬けなため、乳酸菌はいませんが、野菜が本来もつ食物繊維などはとることができるので体に良くないということではありません。 見分け方は「キムチくんマーク」を探すこと 次に発酵キムチか非発酵キムチかの見分け方についてお伝えします。 見分け方はズバリ、「キムチくんマーク」を探すことです。 キムチくんマークとは一体どんなものなのでしょうか? キムチくんマークとは? このマークです。 キムチくんマークとは、韓国産の熟成発酵キムチにのみ掲載が許可されているマークのことです。 つまりこのマークがついていれば、韓国の伝統製法にて発酵したキムチであると言えます。 今やスーパーマーケットでキムチコーナーがないところはありませんので、次回キムチを購入する際は、キムチくんマークがあるかないか確認してみてください。 発酵キムチの中で、王道で味が美味しくてスーパーでも買うことができるキムチは「牛角のキムチ」です。 迷ったら「牛角のキムチ」を購入してみてください。 キムチくんマーク以外の発酵キムチの探し方とは?...
そのキムチは本物?発酵キムチと非発酵のキムチの違いとは?選び方も解説
「キムチって発酵食品なんでしょ?」 「キムチには発酵しているものと発酵していないものがあるの?」 「どうやって発酵キムチは見分ければいいの?」 韓国の発酵食品「キムチ」は自分でも漬けることができますが、食べている人の多くがスーパーで買うなど市販のキムチを購入しているのではないでしょうか? 実はキムチには「発酵キムチ」と「非発酵キムチ」の2種類があります。 今回は、「発酵キムチ」と「非発酵キムチ」の2種類の違いや簡単な見分け方をお伝えします。 ぜひ最後まで読んで、本物のキムチを選べるようになってください! 記事を読んでくださっている方の要望もあり、アグクル学校にて動画版も作成しました。 6分くらいなので、流し見しながら学ぶたい方はこちらもご覧ください。 発酵しているキムチと発酵していないキムチとは? 私が本物のキムチといっているのは「発酵しているキムチ」(以下、発酵キムチ)です。 なぜかというと、キムチという伝統的な韓国の発酵食品は発酵キムチだからです。 発酵キムチとは、塩漬けした白菜などに薬味を加えて、低温で発酵させたものです。 . 発酵ししてないキムチ(以下、非発酵キムチ)はキムチ味の調味料に野菜を浅漬けにしたものです。 発酵キムチは乳酸発酵を行っているため、乳酸菌が数多く含まれています。 そのため、食べることによって、ヨーグルトのように腸内環境を整え、免疫力を高めてくれます。 非発酵キムチはキムチ風浅漬けなため、乳酸菌はいませんが、野菜が本来もつ食物繊維などはとることができるので体に良くないということではありません。 見分け方は「キムチくんマーク」を探すこと 次に発酵キムチか非発酵キムチかの見分け方についてお伝えします。 見分け方はズバリ、「キムチくんマーク」を探すことです。 キムチくんマークとは一体どんなものなのでしょうか? キムチくんマークとは? このマークです。 キムチくんマークとは、韓国産の熟成発酵キムチにのみ掲載が許可されているマークのことです。 つまりこのマークがついていれば、韓国の伝統製法にて発酵したキムチであると言えます。 今やスーパーマーケットでキムチコーナーがないところはありませんので、次回キムチを購入する際は、キムチくんマークがあるかないか確認してみてください。 発酵キムチの中で、王道で味が美味しくてスーパーでも買うことができるキムチは「牛角のキムチ」です。 迷ったら「牛角のキムチ」を購入してみてください。 キムチくんマーク以外の発酵キムチの探し方とは?...
麹・糀(こうじ)とはなにかをわかりやすく説明してみた。
「麹(こうじ)ってよく聞くし、体にいいのは知ってるけど、そもそもなに?」 「麹とか糀とかいうけど、なにが違うの?」 「麹にはどんな種類があるの?」 近年、発酵食品が注目されるとともに「麹・糀」の存在も身近になったのではないでしょうか? でも「麹・糀」というものが果たしてどんな存在なのかうまく理解できていない人も多いのではないでしょうか。 今回はそんな「麹・糀」についてわかりやすくお伝えしていこうと思います。 「麹・糀とは?」はもちろんのこと、麹・糀の種類やどう体にいいのかについても説明しますので、最後まで読んでみてください。 麹・糀(こうじ)とは? 麹・糀とは、蒸したお米など穀物に麹菌というを繁殖させて発酵したものです。 発酵とは微生物の作用によって有機物が分解され、別の物質に変化することです。 つまり、麹菌(微生物)によってお米(有機物)が分解され、麹・糀(別の物質)に変化することが発酵です。 麹・糀を一言で表すと、お米を口の中に入れて噛み続けたときの甘さを麹菌という微生物の力で究極にしたものです。 麹・糀をつくるのに使われる麹菌は「ニホンコウジカビ」という日本特有の菌で、国菌にも指定されています。 ニホンコウジカビは学名で、“Aspergillus oryzae(=アスペルギルス・オリゼ)” と呼びます。 「麹」は全てのコウジ、「糀」は米コウジのみのこと 発酵食品や麹について知る機会が増えると疑問に思うことがあります。 それは“こうじ”には「麹」と「糀」があるけど、どう意味が違うのかということです。 ずばり「麹」は全てのコウジに使えて、「糀」は米コウジのみに使います。 「麹」は全ての麹に使うことができるので、米麹、麦麹、豆麹といった使い方をします。 対して「糀」は米コウジのみなので、麦糀、豆糀といった使い方はしません。 「糀」の場合、一文字で「米からできたコウジ」と意味するので、米糀とはあまり使いません。 知っておきたい麹の種類は3種類! 次に麹の種類について紹介をします。 米麹 最も代表的で多くの種類に使われているのが「米麹」です。 お米に麹菌を生やして発酵させて作られます。 古くからあるものでは、味噌や日本酒、甘酒などを作るのに使う麹が米麹です。 近年有名になった塩麹も基本的にはこの米麹を使って作られます。...
麹・糀(こうじ)とはなにかをわかりやすく説明してみた。
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