睡眠不足があなたに与える恐ろしい影響とは?【簡単まとめ】 | フードコスメORYZAE

睡眠不足があなたに与える恐ろしい影響とは?【簡単まとめ】

『最近睡眠不足が続いていてなかなか疲れがとれない…』
『睡眠不足が続くとどんな体にどんな影響があるの?』

みなさんは毎日しっかりと寝付けていますか?

多くの方が抱えているであろう「睡眠不足」の問題。

なかなか寝付けなかったり、睡眠時間がとれなかったりすると、疲れがたまってしまったりイライラしたり…。

じつは睡眠不足がカラダに与える影響はそれだけではないのです。

この記事では、睡眠不足が続くことであなたのカラダに与える恐ろしい影響について簡単に解説していきます。

睡眠不足が及ぼす恐ろしい影響

睡眠不足が体に悪いことは言わずもがなわかることです。

では、いったい私たちの体にどのような影響をもたらすのでしょうか?

ここでは、普段の睡眠不足が私たちの体に及ぼす影響について、いくつかに分けて解説していきます。

心理的影響

睡眠不足は、みなさんの精神状態や感情状態に大きな影響を与えます。

睡眠中は脳内の神経細胞(ニューロン)に経路が形成されて、起きている間に学習した内容などを定着させます。

しかし、睡眠不足が続いてしまうと、こういった働きが鈍くなり、新しく学んだり物事に集中することが難しくなってくるのです。

また、以前よりも焦りを感じることが多くなったり、気分の起伏が激しくなる、幻覚を見るようになるなどといったことが起こるリスクも高まります。

これ以外にも、「不安」「うつ病」「パラノイア(ある妄想を終始持ち続ける精神病)」「自殺念慮」などになるリスクが高まってしまい、睡眠不足が私たちの心理状態に与える影響はとても大きなものなのです。

運転や作業などを行う場合は、注意散漫な状態になってしまうこともあるので要注意です。

免疫系に与える影響

睡眠不足は私たちの免疫系にも大きな影響を与えます。

免疫というのは、私たちの体が病気を防いだり、治そうとする働きのことです。

体内に侵入した外敵から身を守ってくれる強い味方が「免疫細胞」なのですが、じつは全身の免疫細胞のうち、約6割以上が私たちの「」に集まっています。

睡眠不足により心理的ストレスがたまることで、腸内環境にも影響を与えてしまい、腸内環境が悪化することで免疫力の低下につながってしまうことが考えられます。

免疫力が落ちてしまうことで、感染症などの病気になるリスクが高まったり、病気を治したりする力が弱まってしまいます。

また、長期的に睡眠不足が続くと、肥満や心臓病などになるリスクが高まってしまうこともわかっています。

消化器系に与える影響

睡眠は、満腹感と空腹感を制御する2つのホルモン(「レプチン」と「グレリン」)に影響を与えます。

満腹感を感じさせる働きを持つ「レプチン」は、たくさん食べることができたことを私たちの脳に伝えます。

しかし、睡眠不足になると、脳はレプチンの量を減らして、食欲を刺激する働きを持つ「グレリン」の量を増加させます。

このため、十分な睡眠がとれていないと、食べなくてもよい時間に間食を摂ってしまったり、無性に何か食べたくなってしまったりすることがあり、こういった行動が肥満や糖尿病に繋がってしまいます。

また、睡眠不足によって、血糖値を抑えてくれる働きを持つインスリンの感受性が低下してしまい、糖尿病になるリスクが増加することもわかっています。

十分な睡眠がとれず、無性に食欲が出てくるといった経験のある方は要注意です。

その他

睡眠不足が私たちに与える影響はこの他にもあります。

睡眠には、血管や心臓を癒して私たちの身体能力を修復してくれる働きがあるのですが、十分な睡眠がとれていない場合はこのような機能が弱まり、心血管疾患になるリスクが高まってしまいます。

また、睡眠と呼吸器系には双方向性の関係性があり、夜通し目を覚ましてしまうなどといった睡眠不足に陥ることで、風邪やインフルエンザなどの呼吸器感染症に対して脆弱になります。

これまで説明したように、睡眠不足が私たちの体に与える影響はとても恐ろしいものばかりなのです。

睡眠不足を防止するには?

睡眠不足が私たちに与える影響がとても大きなものであることはわかっていただけたと思います。

では、睡眠不足を防止するにはどうすればよいのでしょうか。

じつは、簡単に睡眠不足を防止してカラダの不調を防ぐ方法があるのです。

具体的な睡眠不足防止策は以下の通りです。

  1. 日中の昼寝を制限する。
  2. 就寝数時間前はコーヒーなどのカフェイン摂取を控える。
  3. 毎日同じ時間帯に就寝する。
  4. 毎日同じ時間帯に起床する。
  5. 就寝前は読書や瞑想などをしてリラックスして過ごす。
  6. 就寝数時間前の重い食事を避ける。
  7. 就寝直前はスマホの使用を控える。
  8. 定期的に運動する。(就寝時間に近い夕方には運動しない。)
  9. アルコールの摂取量を減らす。

しかし、これらすべてを行うのはなかなか難しいと思います。

今睡眠不足でお悩みの方は、ぜひご自分に合ったものを取り入れてみてくださいね。

おわりに

さて、いかがでしたか?

今回は睡眠不足が私たちにのカラダに及ぼす影響について解説しました。

 睡眠に関する正しい知識を身に着けて、今抱えているカラダの疲れやストレスなどの問題を解消していきたいですね。

睡眠不足でお悩みの方は、今回ご紹介した防止法の中で、ご自分に合ったものを取り入れながら睡眠不足解消へつなげていってみてください!

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