甘酒には美肌効果があった!?【お肌も髪もキレイになりたい方限定】 | フードコスメORYZAE

甘酒には美肌効果があった!?【お肌も髪もキレイになりたい方限定】

「お肌や髪をキレイにしたい!ウワサで聞いたんだけど甘酒って効くの? 」
肌の日焼けやシミが気になる…。甘酒に美肌効果があるって聞いたけど本当なの??」

今回はこんな疑問にお答えしていきます。

飲む点滴、甘酒。

最近飲む方が増えてきていますね。

甘酒は健康にも美容にも効果的と言われていますが、本当なのでしょうか。

今回は『美容』という面から、特に『美肌』や『美髮』に甘酒が本当に効果的なのかということについて解説していきます!

甘酒は美容に最適!?

結論から言うと、甘酒に美容効果があるのは事実です。

甘酒には米と麹(こうじ)から作る「米麹甘酒」と酒粕(さけかす)から作る「酒粕甘酒」の2種類があります。

それぞれの甘酒によって製法や成分も異なるのですが、じつはどちらの甘酒にも美容効果があるのです!

それでは、2種類の甘酒の美容効果について分けてお伝えしていきますね。

①米麹甘酒の美容効果とは?

米麹甘酒にはお肌や髪を美しく保ち、細胞レベルで老化を防いでくれるアンチエイジング効果が期待できます。

では、なぜ米麹甘酒はお肌や髪などの美容に効果的なのでしょうか。

『美容ビタミン』ビオチンで美肌&美髪に

米麹甘酒に含まれるビタミンB群の一種である『ビオチン』という成分は、美しい素肌を保ちつつ、髪をしっとりツヤツヤにしてくれます。

(ビオチンは「ビタミンB7」や「ビタミンH」とも呼ばれています。)

ビオチンには、人の皮膚細胞の新陳代謝(生存に必要な物質を体に取り入れて、古くなった物質を体外に出す現象)を促してくれたり、髪の毛の主成分である「ケラチン」の合成を助けてくれる働きがあります。

つまり、お肌をキレイに保ちたい方や美しい髪になりたい方には必須の栄養成分なのです。

ビオチンは人の腸内に棲んでいる善玉菌によっても作り出されるビタミンなのですが、過剰に摂取しすぎると尿と一緒に体外に排出されます。

さらに、腸内環境の悪化により、善玉菌によるビオチンの合成量が減ってしまうこともあります。

体内のビオチンが不足することで、肌荒れや抜け毛、白髪が増える原因となってしまうので、お肌や髪質の悪化が気になる方は積極的に摂っていきたい栄養素の一つですね。

シミやそばかすの原因を抑える『コウジ酸』と『フェルラ酸』

米麹甘酒に含まれる『コウジ酸』や『フェルラ酸』には、シミやそばかすの原因である『メラニン』の生成や、くすみの原因である『糖化(タンパク質と糖が結びつき、老化物質を生成すること)』を抑えてくれる働きがあります。

特に、暑い夏場などは太陽からの紫外線が気になりますよね。

お肌が紫外線からの強い刺激を受けることで、「メラノサイト」と呼ばれる細胞がメラニンを作り出すように指令を出し、紫外線が肌奥に侵入するのを防いでくれます。

メラニンが増えるほど肌の色は黒く見え、これが日焼けやシミなどの原因となります。

本来は肌の代謝によって必要な分だけ残るのですが、紫外線など外部からの強い刺激を受けることで過剰に作り出されてしまい、蓄積することでシミとなってしまうのです。

これを防いでくれるお肌の救世主が米麹甘酒。

コウジ酸にはメラニンの生成を抑えるだけでなく、生成前に先回りして未然に食い止めてくれる効果もあるので、米麹甘酒はまさに『飲む美白化粧品』とも言えますね。

②酒粕甘酒の美容効果とは?

米麹甘酒とは違い、微量のアルコールを含む酒粕甘酒ですが、じつは美容効果が期待できるのです。

では、酒粕甘酒にはどんな美容効果があるのでしょうか。

お肌の弾力を保つ『α-エチル-D-グルコシド』

酒粕甘酒に含まれる『α-エチル-D-グルコシド(以下、α-EG)』という成分が、お肌にハリと弾力を与えてくれる働きを持つ「コラーゲン」の量を増やしてくれるということが、金沢工業大学と株式会社車多酒造の研究グループによって実証されています。

この成分は日本酒や酒粕に含まれる旨味成分で、継続して摂ることでお肌の真皮層(皮膚の内側にある組織)の細胞を活性化してコラーゲンを増やしてくれるのです。

お肌をキレイに保ちたい女性にとっては欠かせない成分ですよね。

また、若い人よりも年配の人の方がα-EGを摂取したときにコラーゲンが増える割合が高いことも分かっているので、いつまでも若さを保ちたい方にはぜひ試していただきたい美容ドリンクなのです!

米麹甘酒だけじゃない!『フェルラ酸』 米麹甘酒の美容成分としてお伝えした『フェルラ酸』。

じつはこの成分は、米麹甘酒だけでなく、酒粕甘酒にも含まれているのです。

つまり、酒粕甘酒を飲むことによってもシミやそばかすを防ぐ効果が期待できます。

米麹甘酒と酒粕甘酒で香りや味に違いがあるので、シミやそばかすなどを予防・改善したい方はご自分に合った方を選択するのが良いと思います!

ただし、酒粕甘酒には微量ではありますがアルコールが含まているので、アルコールに弱い方は特に注意が必要です。

甘酒の効果的な飲み方とは?

これまで2種類の甘酒の美容効果についてお伝えしてきました。

でも、実際に飲む場合はいつどのタイミングでどのくらい飲むのが良いのでしょうか。

ここでは甘酒の効果的な飲み方についてお伝えしていきたいと思います。

1度に100g程度を目安に飲む。

甘酒は1度に100g程度、1日に200g程度を目安に飲むことをおすすめします。

理由は、甘酒には『糖分』が含まれているからです。

米麹甘酒の甘さはお米由来のブドウ糖によるもので、酒粕甘酒の甘さは作るときに加えられる砂糖によるものです。

適量であれば問題ありませんが、過剰に摂取することで肥満の原因になることもあるので、飲みすぎには注意する必要があります。

1日の始まりは1杯の甘酒から!

甘酒を飲むタイミングとしておすすめするのが『起床後の朝』です。

朝起きてからコップ1杯(100g程度)の甘酒を飲むことで、腸に刺激が与えられ、ぜん動運動(うんちを体外に排出するための腸の運動)が活発化します。

また、米麹甘酒には「食物繊維」や「マグネシウム」などの腸内環境を改善してくれる栄養素や脳のエネルギーとなる「ブドウ糖」も含まれているので、朝に飲むことで腸の調子を整えつつ、脳のエネルギー補給をすることができます。

このように、美肌&美髪効果のほかにも体にとって嬉しい効果があるのが甘酒なのです。

甘酒を始めてみたい方は、まずは朝の1杯から始めてみることをおすすめします!

 おわりに

さて、いかがでしたか? 今回は「2種類の甘酒の美容効果」についてお話ししました。

お伝えしたことを簡単にまとめると、

  1. 米麹甘酒→美肌&美容効果がある『ビオチン』やシミを抑える『コウジ酸』『フェルラ酸』が含まれる。
  2. 酒粕甘酒→お肌の弾力を保つ『α-エチル-D-グルコシド』やシミを抑える『フェルラ酸』が含まれる。

となります。

どちらの甘酒にも美容効果はございますので、ぜひご自分に合ったものを選んで継続して摂取してみてくださいね。

これを機に、甘酒生活を始めて体の内側からキレイになっていきませんか!?

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