「発酵生活したいけど、何から始めれば良いかわからない。」
「発酵食品を簡単に摂るできる方法ってないの?」
「これから発酵生活を始めてみたい!」
伝統的日本の食文化でありつつ、近年注目されている発酵食品。
今回はそんな発酵食品の中でも、毎日簡単に摂ることができるおすすめを6選を紹介したいと思います。
明日からでも簡単に発酵食品ライフができるようにしますので、ぜひ最後までご覧ください!
発酵食品を摂るとなぜ良いのか?
おすすめ発酵食品を紹介する前に、まずは発酵食品を摂ることがなぜ良いのかについて説明します。
発酵食品を摂ることの良さは、消化吸収を助けたり、バランスの良い栄養素がありますが、一番のポイントは腸内環境を整えることです!
私たちの腸内には100兆個を超える細菌たちが住み着いており、健康維持のために腸内で活躍しています。
健康なときは腸内環境のバランスが保たれています。
しかし食生活の乱れや睡眠不足やストレスなどによってバランスが崩れると免疫力が下がり風邪を引きやすくなったり、肌荒れや便秘なったりと不調が続くようになります。
そんなときに発酵食品を食べることによって、腸内細菌たちの中でも体に良い働きをしてくれる善玉菌の活動が活発になり、腸内環境のバランスが元に戻ります。
腸内環境のバランスが戻ることによって、元気でいることができるのです。
毎日簡単摂ることができるおすすめ発酵食品6選
それでは、毎日簡単に摂ることができるおすすめ発酵食品を紹介したいと思います。
「毎日簡単に摂ることができる」の基準は以下の3つです!
- スーパーでも買うことができる
- 調理などをせずとも開ければそのまま食べれる
- おいしい!!
私は3つ目の「おいしい」はとっても大切な基準だと考えています。
いくら健康的であっても、おいしくなければずっと続くわけではありません。
一時的にはCMやブームで人気になるかもしれませんが、おいしくないものに人は飽きてしまうのは、今も昔も不変ではないでしょうか。
そんなことからおいしさも大切な基準として、紹介していきたいと思います。
おいしくて手軽な飲む点滴「甘酒」
まず最初に紹介するのが甘酒です。
甘酒は今ではどこのスーパーマーケットに行っても、数種類は必ずありますし、缶のものであれば、開けてすぐに飲むこともできます。
飲む点滴と言われ、脳の唯一のエネルギーと言われるブドウ糖が豊富に含まれています。
甘酒にはブドウ糖だけではなく、ブドウ糖をエネルギーに変換するのに必要なビタミンB1も含まれていることからエネルギーチャージに最適です。
さらに私たちの体の中で必要な必須アミノ酸やビタミンB類などの栄養素がバランスよく含まれています。
甘酒の健康効果としては栄養素もありますが、甘酒の中にはオリゴ糖や食物繊維も含まれているため、腸内環境を整えることで免疫力アップや便の出をよくするなど役に立っています。
また甘酒には、米麹から作られた甘酒と酒粕から作られた2種類の甘酒があります。
昔から正月に神社などで配られている甘酒の多くは酒粕の甘酒で、最近の甘酒ブームは米麹の甘酒です。
米麹の甘酒はノンアルコールで砂糖不使用のものが多いことから子どもや妊婦さんでも飲むことができます。
アグクルからの知っておいて欲しい話
注意してほしいことは、よく甘酒には栄養素が豊富に含まれていると言われていますが、必ずしもそうとは言い切れません。 .
他の野菜や果物と比較したときに、必須アミノ酸でみれば甘酒よりも卵の方が多く入っています。 .
とはいえ、卵と甘酒は別の食べ物です。 .
いくら卵が栄養があるからと言って、毎朝、ゆで卵を食べるのは飽きてしまうと思うので、ラインナップの中に栄養バランスが良い甘酒も入れるという食生活が豊かなのではないかと思います。 .
成分にとらわれず、卵もおいしいけれど、甘酒もおいしいから飲んでいますというのが大切ですね。
野菜も摂れるし、乳酸菌も摂れる「キムチ」
続いて、韓国発祥の発酵食品であるキムチです。
キムチもスーパーでも買うことができて、ご飯に乗せたらご飯がすすむ、おいしい発酵食品です。
キムチの良さとしては、腸内環境を整えることができる点にあります。
腸内環境を整える理由は野菜の食物繊維と野菜を発酵させたときに出る乳酸菌による2つがあります。
しかし注意が必要なことが一つあります。
スーパーなどの市販のキムチには、乳酸発酵をさせているキムチとさせていないキムチがあります。
発酵させていないキムチは、乳酸菌による腸内整腸効果が期待できません。
市販で販売していて、乳酸発酵をさせているおいしいキムチは牛角のキムチなので迷ったらまずは牛角のキムチがおすすめです。
発酵キムチと非発酵キムチの見分け方について知りたい方は、ぜひこちらも読んでみてください。
そのキムチは本物?発酵キムチと非発酵のキムチの違いとは?選び方も解説
そんな方におすすめなのが、キムチにごま油をかけることです。 .
ごま油をかけることで、キムチの辛さをマイルドにして食べやすくなります。
大豆と納豆菌は強力な組み合わせ「納豆」
腸内整腸効果が100年以上前から知られる「ヨーグルト」
日本人に最も身近で最強の発酵食品「味噌」
非加熱のものは、菌が生きているため発酵をしながら栄養成分を生み出し続けているためより栄養素が豊富です。 .
菌が生きていると言っても大切なのは、生きている菌ではなく、菌が生み出した栄養であることは大事なポイントです。 .
加熱か非加熱かを見分けるポイントは、非加熱と書いてあるものか、空気孔がついているものを選ぶことです。
日本人が昔から食べる乳酸菌発酵食「ぬか漬け」
大切なのは組み合わせ!毎日簡単に摂取できる発酵食品の正しい食べ方
- 発酵食品を毎日継続して食べること
- いろいろな発酵食品を組み合わせて食べること
発酵食品は毎日継続して食べることが大切です。
発酵食品を摂るとなぜ良いかで腸内環境を整えることをお伝えしましたが、腸内細菌が完全に腸内に定着することは容易なことではありません。