こんにちは!
麹エバンジェリストの長瀬みなみです。
今回から、オリゼの社員は普段どんなことを考え、「フードコスメ ORYZAE」にどんなこと感じているのか?中の人だからこそ語れる話を通じて、ブランドの魅力を深掘りするインタビューシリーズ「オリゼな人たち」がスタートします。
第1回は、お客様対応やキャンペーン企画など、オリゼファンに最も近いところで仕事をしている”もえぴー”こと佐藤萌江巳さんを深掘りしていきます。もえぴーがみんなに知って欲しい「フードコスメ ORYZAE」の美学とは……。
佐藤萌江巳
2022年入社
お客様対応やキャンペーン企画などを担当。
「Less is More」の美学を表現する”発酵”という知恵
ー さっそくですが、フードコスメ ORYZAEの魅力ってどんなところだと思う?
ブランドの商品が「Less is More(少ないほど豊かである)」という価値観にもとづいて作られているところだと思います。美味しさを追求するために、あらゆるものを追加していくことが普通の世の中で、あえて必要以上に加えることはしない。私自身も、米麹の持つ甘さや素材のままのおいしさを味わってもらうコンセプトに惹かれています。
私は以前から人工甘味料の甘さが得意ではなかったんです。かといって、白砂糖も食べすぎると依存性があることは体感があったので可能であれば控えたいと思っていました。その答えとしても「フードコスメ ORYZAE」の商品は最適解ですね。
子どもに与えるときも、パッと出せる手軽さがあるのに安心して与えられる。しかも美味しい。”手間と安心”、”安心と美味しさ”、”美味しさと手間”といったトレードオフのように思えることのバランスがすごくいいんです。どれも諦めなくていい(笑)。
お客様のアンケートでも、「添加物を控えたい」、「砂糖を控えたい」といった内容はとても多いです。現代の食の当たり前に対して疑問を感じている人は少なくないんですよね。余計なものを入れてない、だけどこんなに美味しい!というのがお客様にも魅力的に映っているんだと思います。
ー 米麹やこだわりの甘味料「オリゼ」があるから他のものを削ぎ落としてミニマルにできる、ということなのかな。
「オリゼ」そのものがおいしいというのはもちろんありますね。でも、「オリゼ」があるからというより、「Less is More」は社長・小泉の美学なんだと思います。それをブランドが表現できているということなんじゃないかな。
なにか課題があると、つい新しいことを付け加えて解決しようとしてしまうじゃないですか。そうやってどんどん「増やしていく」ことをしてしまいそうになるんだけど、小泉はもっとシンプルに考えようとするんです。
新しいものを増やすのではなくて、もとからあるものを使ってみようとする。例えば、先人の知恵を現状にフィットするかたちに置き換えてみる、とか。それが「フードコスメ ORYZAE」の場合は”発酵”だったんです。
ー なるほどね。美学があったからこそ表現できた。
特に米麹グラノーラはわかりやすいですよね。米麹を現代のライフスタイルにフィットさせるために、朝食の定番になっているグラノーラと掛け合わせています。普段から発酵食品を食べない人たちにとっても、手軽に米麹を生活に取り入れることができちゃう。発酵食品だって気がついてない人もいるかもしれないです。
押し付けない、でもちゃんと入ってるが理想
ー 入社のきっかけもグラノーラだったんだよね。
そうなんです。求人情報を見ていたらたまたま米麹グラノーラのおしゃれな写真が目に飛び込んできて、「和×グラノーラの画期的な商品があるぞ!」と思いました。海外旅行が好きなこともあって、海外でも人気が出そうだしおもしろそうだなと思ったのがきっかけです。
ー 当時は、米麹が日本の伝統文化だって知ってたの?
全然わかってなかったですね(笑)。今でこそ仕事を通じて知識がついてきたけど、当時はよくわかってなかったです。味噌や醤油は当たり前に食べていたので、生活の中では麹にずっと触れていたはずなんですけど……。でも、麹をつかって味噌とかが作られてるっていうイメージはなかったかな。
なので、麹を使った食品で甘いなんて本当に驚き!そんなレベルでした。
ー 初めて米麹グラノーラを食べた時?
はい。入社が決まってからほうじ茶のフレーバーのグラノーラ(※期間限定商品)を自分で買って食べたんですよ。市販品みたいなべたっとした甘さではなく、控えめな甘さでおいしかった。採用してもらったっていう嬉しさの調味料もあったかもしれないけど、それでも「こんなにシンプルなのにこんなに美味しいの!?」ってびっくりしました。
ー 海外好きのもえぴーから見て、米麹グラノーラが海外展開するポイントは何だと思う?
日本の発酵食品は世界的にも注目が高まってますよね。味噌や醤油も最初は興味を持ってもらえると思うんですが、その先長く食卓に並べてもらえるかと言ったら少し疑問です。各国にはその地域の食文化と一緒に素晴らしい発酵食品があります。だから、それをわざわざ置き換えたり、押し付けたりするようなことはしたくないかな。
だけど、グラノーラはもともと海外の食卓で並んでいたもの。米麹グラノーラは、製造で使う甘味料を「オリゼ」に置き換えているだけ。なので、食文化は変わらないけどいつの間にか麹が入り込むことができるんです。そうすれば、長く受け入れ続けてもらうこともできそうだなと思います。
ー 郷に入りては郷に従えってことだね。
オリゼで生活も変わった
ー 「フードコスメ ORYZAE」の推し商品を教えてください!
コーヒーフレーバーの米麹グラノーラ(※期間限定)が1番好きです。コーヒー味のグラノーラって他のメーカーだとほぼありません。私はコーヒーが大好きなので、味にはうるさいほうだと思うんですが、いつも大満足のおいしさです。コーヒーの風味も麹の甘みもどちらも楽しめちゃう。2023年10月に発売した商品では、奈良県の「ロクメイコーヒー」とコラボしてさらにクオリティが上がっていたので再販して欲しいです!
再販といえば……(笑)。2023年のバレンタイン限定で発売した、チョコレートブランド「MAAHA」とのコラボグラノーラもまた出して欲しい。カカオニブが入っていて、ビターでちょっとオトナなグラノーラです。米麹グラノーラの優しい甘みが、コーヒーやカカオニブのような苦味との相乗効果で味わい深くなるんです。
※追記
▶︎今年の1月下旬に販売が決定いたしました👏
乞うご期待^^
グラノーラはヨーグルトと合わせることが多いです。ただ、加糖ヨーグルトだと砂糖の量が気になるしかなり甘いので、無糖ヨーグルトに米麹ソースsweetを入れて調整しています。優しい甘さがクセになるんですよね。
ー 甘酒はどう?
甘酒も好き!オリゼに入社するまでは酒粕の甘酒しか知りませんでした。アルコールの香りに苦手意識があったんです。でも、オリゼの米麹甘酒はすっきりしてておいしい。これが麹と水だけでできてるってどういうこと!?という衝撃もありましたね。
今では甘酒が好きな友人に「これが1番美味しい甘酒」と言ってプレゼントしています。おいしいよって胸を張って届けられる商品です。
ー 最近は麹調味料も生活に取り入れているって聞いたけど。
最初は米麹ソース3種を料理するときに使っていたんです。分量もはからずに適当に入れて卵焼きを作ったりとか(笑)。それでも甘いしうまみもある卵焼きになるからすごいです。
最近では自分でも麹調味料を作るようになりました。塩麹とか玉ねぎ麹とか。来年はもっと自作麹調味料のバリエーションを増やしていきたいです!
ー 麹を知らなかった人がそこまで生活が変わるってすごいね。
お客様対応をしていて驚いたことの1つに、自分で米麹を使って調味料を作っている人が多いことがあります。毎日コミュニケーションする中で自分でも作ってみたいなと興味を持ったのが始まりです。なので、完全にお客様に影響を受けてます(笑)。日々たくさん学ばせていただいているし、新しい世界の扉を開かせてもらったんですよね。
ー 最後にそんなお客様へメッセージをどうぞ!
お客様対応をしているので、私とやりとりをしたことがある!という方もいらっしゃるかもしれません。みなさん優しい方ばかりです。電話やメールを通じて、こんな素敵な人たちが買って下さっているんだなと実感できるとやる気にも繋がっています!いつもありがとうございます!
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今回は、もえぴーのインタビューをお届けしました。ぜひおすすめの麹調味料アレンジがあったら教えてあげてくださいね!
次回は誰のインタビューが公開されるのでしょうか……。お楽しみに!