こんにちは、ORYZAE JOURNALです。
ORYZAEは製品の中身だけでなく使用する容器についても最大限、環境に配慮していくことを目指しています。
2021年2月製造よりパッケージ容器を資源ごみとしてリサイクルできるようになりました。
今までは裏の表示ラベルの紙質によって、資源ごみとしてリサイクルができませんでした。
しかしこの度、再剥離のシールに変更したことで剥がして資源ごみとしてリサイクルすることができます。
環境問題としてプラスチックが取り上げられる中、瓶での製造についてのご意見もいただきましたがORYZAEがプラスチックを使用する理由についてお伝えいたします。
資源ごみのリサイクルについて
容器包装リサイクル法により2000年4月からプラスチックを資源ごみとしてリサイクルできるようになりました。
- ORYZAEの容器は使用後にきれいに洗って、自治体のごみの分別排出方法に従って、資源として出します。
- 自治体は回収後、保管や運搬しやすいように、圧縮梱包して保管します。
- 再商品化事業者が再び資源として利用できるようにリサイクルします。
「瓶での製造を」というご意見について
ORYZAEを使ってくださる方から、「プラスチックではなく、瓶での製造をお願いしたい」というご意見をいただくことがあります。
環境問題は切り口によって捉え方が変わってきますが、私たちはCO2排出量という視点でプラスチックを選択しております。
瓶商品の場合、ワンウェイ(一回のみの使用)ではプラスチックに比べCO2の排出量が多いことがわかっており、回収を行い洗浄後に再利用する必要があります。
その場合、再利用するためのインフラの構築に時間とお金が必要になります。
コスト面や組織体制などから総合的に判断した結果、プラスチックを使用するという結論に至りました。
ポスト投函できる容器の採用へ
ORYZAEでは配送の観点でポスト投函にしております。
昨今、不在票による再配達が増加しておりますが、再配達は環境視点でみてもあまりいいものとは言えません。
そのため、不在でもポスト投函が可能な厚さ3cm以内の容器を採用いたしました。
それに伴い宅配便に比べ送料を抑えることを実現し、原材料にこだわることができました。
生分解性バイオプラスチックについて
さらなるサスティナブルを目指しての今後の目標は「生分解性バイオプラスチック」を使用した容器の開発です。
次回以降のジャーナルにて生分解性バイオプラスチックについては詳しく解説を行いますが、一言で言うと、石油ではなくトウモロコシなどの不可食部で作られ、使用後に分解されて自然に還るプラスチックです。
ただ生分解性といっても海の中では分解されない場合もあり、一筋縄ではいきません。
現在、既製品がないためオリジナルを作る必要があり、そのためには時間とお金が必要になります。
いますぐの実現は難しいかもしれませんが、方向性ははっきりと見えているので多くの人たちに届けていく中で、必ず実現させます。
想い
ここまで読んでくださりありがとうございました。
「わたしをキレイに、世界をキレイに」というフードコスメORYZAEを作るにあたり、これからのサスティナブルな社会に向けて考える時間を多く使ってきました。
私たちは生きているだけで環境負荷を与えてしまっている存在と自覚してから、少しで未来のためにできる行動を心がけています。
しかしその結果、自分自身が生きることが辛くなってしまってはいけません。
だからこそORYZAEという製品を手に取る人、未来の世の中や地球、そして作る私たちも幸せになれる選択をこれからも模索していきたいと思います。